Our Business 業務紹介

発電所の安定した発電をサポート。
電気－制御設備のリフレッシュに必要な作業の工程管理や定期点検。

発電所にある古い設備や制御装置を新しい設備に更新し運用前に行われる最終試験を行う業務です。また、発電所の長期作業工程の管理・調整などにも対応しています。
―電気試験：設備改善に伴う作業の準備や作業完了後のテスト
―工程管理：工事などの各種作業時期調整や進捗を管理する

お客様の都合による設備変更が発生した場合、装置の改造などの業務

国内外問わず発電所やビル、プラントなどの電気設備に新しい機能を増設する場合や仕様変更があった場合などに機器の取付や交換、配線の変更を行います。
また、古くなった設備のリニューアルに加えて、設備が正常に動作しているか今後の使用に問題が無いかどうかの点検やお客様が改造、点検を行う場合の具体的なポイントについて指導員という形で携わる業務もあります。

浄水所や清掃工場などに多く設置されてある低い電気で動く電動機を制御する装置のメンテナンスや改造を行う業務。
空調やトンネルなど送風させるファンのモータをより効率化やメンテナンス

電動機は回転することで物を運んだり、風を送ったりすることが出来ます。その電動機の回転数を変化させ、制御することが出来る機器がインバータです。回転数を制御することで、物を運ぶ距離や風の強さをコントロールすることが可能となり また、省エネ効果にも大きく貢献します。もし、インバータが故障してしまったら電動機が制御不能となり生産ラインの突然の停止、空調設備の使用も不可となってしまいます。
私たちはインバータやその他周辺機器の定期的な点検を行うことによって設備運用に支障をきたす前に不具合を早期発見し、場合により部品の交換などを行い故障発生を防止し、インバータ設備のより安全な運転を手助けを行っております。

施設･工場で災害やトラブルが発生し、停電状態の場合でも緊急で電気を送り被害を防ぐ大容量の自家発電機メンテナンス業務。

近年、震災や異常気象による災害が増加している現在「電気はあってあたりまえ」の状況は当り前のことではないということを再認識し、非常用発電装置の活躍が目立ってきました。万が一、突然の災害が発生した際に電力会社からの電力供給が途絶えても、最低限の電力供給を自力で出来るようになり、人命を左右する場合にも大いに貢献し無くてはならない重要な設備になります。
弊社では既設発電装置の保守メンテナンス、仕様変更による改造関係や更新のご提案を行い、いつでも安定した設備可動を維持します。また、新規建設の発電設置に伴う変圧器や受変電設備の新設、及び工事関係も行っております。

発電措置の種類

ディーゼル発電	ガスタービン発電
ガスエンジン発電

大きな電気を受電、または送電する設備のメンテナンスや補修を行う業務

家庭にある照明器具などと同じく、大きな電気を送ったり止めたりするには大きなスイッチが必要です。そのスイッチが正常に動作出来る事により未然に大事故や災害の波及を防ぐことが出来ます。この設備は産業施設、鉄道や空港電気を作る発電所、レジャーやショッピングモールなどの商用施設など数多くあり私たちが日々暮らす当たり前の日常生活や経済活動、企業様の生産や運用など、とても大事で人間でいう心臓のような設備になります。
この設備に収納されているスイッチの保守点検・試験業務を行っております。

主なメンテナンス機器・設備

真空遮断器（VCB）	気中遮断器（ACB）
高圧真空･気中接触器（V-Ctt･H-Ctt）	高速度遮断器（HSCB）
断路器（DS)	キュービクル型ガス絶縁スイッチギヤ(C-GIS）
固体絶縁スイッチギヤ（SIS）

浄水場の新設設備導入及び改造後の試験業務

浄水場では、川等から採水された水をきれいな生活水にするために「ろ過」や「消毒」といった水処理を行い、各家庭や施設に「配水」されます。
下水処理場でも同様に、各家庭等から送られた下水をきれいな水に戻し、海や川に流すための浄化処理が行われています。
そのためには様々な水処理設備が使われていて、各設備を運用するためには、受変電設備、計装設備、配水設備、場内管理監視設備といった電気設備が必要となります。
私たちの業務は、工場にて製造された新設設備や、仕様変更により上下水場にて設備改造を行った電気設備が正常に機能し、水処理工程が問題なく行われるかを現地にて最終確認試験を行う役割となります。

新設設備導入の例

水質自動監視装置	応急給水施設
ガスタービン式非常用発電設備	太陽光発電設備

国内外問わず大規模太陽光発電(メガソーラー発電)の変換設備試験や
現地メンテナンスを行う業務

太陽光発電は、シリコン半導体に光が当たると電気が発生する現象を利用し太陽光エネルギーを太陽電池（半導体素子）により直接電気に変換する発電方法で再生可能エネルギーである太陽エネルギーの利用方法の一つです。
太陽電池パネル（モジュール）で発電された電気は「直流電力DC」のため不安定な直流電力を可能な限り効率よく取り出し、産業分野や家庭において安定して使用できる「交流電力AC」に変換するのがパワーコンディショナです。
このパワーコンディショナに悪影響を与える因子を点検・部品交換により取り除き安定した発電の維持に努めています。

保有資格

太陽光発電メンテナンス技士資格

太陽光発電アドバイザー資格

災害など突然の停電によるシステム異常でお客様の大事なデータの損失から守り防ぐ装置(UPS)のメンテナンス業務

無停電電源装置(UPS)は停電や瞬時電圧低下など、商用電源における電源障害が発生した場合にも蓄電しておいたエネルギーを使って、重要設備に安定した電力を供給し続ける電源装置です。この特徴からデータデンターや設備保護用、病院の医療用などの電源として多く用いられており今後も必要不可欠な装置です。
このUPSを安定した運用をするために点検、保守を行っております。

無停電電源装置(UPS)とは？

UPS(無停電電源装置)とは、予期せぬ停電や、入力電源異常が発生した際に、電源を供給する機器(負荷機器)に対し、一定時間電力を供給し続けることで、機器やデータを保護することを目的とした装置です。

UPSが利用される所

オフィス （パソコン/OA機器/等）	設備質 （通信用設備/警報装置/等）
店頭/遠隔拠点 （POS端末/顧客情報端末/等）	金融関連 （オンライン端末/ATM端末/等）
中核拠点 （モニタリンクシステム/等）	放送局 （放送機器/電装機器/等）
コールセンター （パソコン/サーバー類/等）	防災・セキュリティ （地域管理システム/等）
データセンター （通信環境/センサー/等）	病院 （電子カルテ/病院情報システム/等）

国内外の電力会社から送られてくる電気を変換(昇圧･降圧)する油入変圧器(トランス)のメンテナンス･補修業務。

お客様の重要な電気設備のスムーズな運用と安全を守るため、経験豊かな技術と充実した試験設備により、お客様の期待に応える確かなメンテナンスを実施しております。
電気設備の経年変化によるトラブルは、生産停止や事故など計り知れない被害をもたらします。
これらの事故を未然に防ぐために欠かせないメンテナンス業務を当社がサポートいたします。

油入変圧器(トランス)とは？

油入変圧器とは、絶縁や冷却を目的として内部に絶縁油を満たした構造の変圧器のことです。安価であり、熱に強く、低騒音であるため、最も普及している一般的な変圧器です。

Gr会社 晃和工業(株) 業務担当者からのコメント

当社は変圧器の据付けから補修・メンテナンスまでの必要機材を有しており現地業務を一括にて受注しております。
特に据付け業務は、生産工場より分解輸送された変圧器を現地にてクレーン等の重機を使用し組み立て大型ローリーで運搬された絶縁油を装置を使用し注油するという作業を実施します。責任者になると、自分で現地工程の管理を行いお客様や現地作業スタッフと調整・相談をし作業を進めます。
有名な施設、工場、テーマパークと納入実績も多数ありますので休日などプライベートで訪れた際、「このビルの変圧器は自分が組み立てたんだよなぁ」と感慨にひたる事もあります。
また、国内では北海道から沖縄、地球規模では日本の裏側(ブラジル)など出張先も多くありますので、旅好きにはたまらないと思います。